★2018年7月10日予定

●未病について
 今までは、健康かまたは病気の二者択一であったが、
二十数年前に未病という考え方が発表させ、
その考え方を日本においても活用して行く事が
平成29年に閣議決定されていたようである。

 健康な状態と
病気にかかった状態の間に、
未病という状態が存在するという事である。

未病とは、
自覚症状はあるのだが、
病院の検査では問題がない場合と、
自覚症状はないが、
病院の検査では異常な数値が現れている場合
を言うそうである。

未病の状態の時に、
食事や運動など生活習慣を見直す事ができれば、
大きな病気にかかる確率を
大きく下げる事ができるようである。
病気には認知症も含まれる。
未病は、医者がなんとかするのではなく、
本人が行動しなければならない。

●7月に多い病気は?
 熱中症である。
 熱中症は、
体内にたまった熱を
上手く処理できない事で起こる症状で、
けいれんやめまい、頭痛や吐き気、
人によっては湿疹が出る人もいるそうである。

熱中症は、
・気温が高い
・湿度が高い
・風通しが悪い建物の中
・風通しが悪い服を着ている
などの、環境による要因が
大きく左右するようであるが、

・体調が悪かったり
・免疫力が落ちた高齢者であったり
・免疫力が弱い乳幼児であったり
・持病を抱えた人
は、更に気を付けなければならないようである。

健康であっても、
・炎天下での長時間の労働や
・炎天下での長時間の練習
・水分補給がしにくい状態が続くようでは
危険なようである。

熱中症は、汗をかかなくなったら危険と言われている。
そこで水分とミネラルの補給が必須になる。

●熱中症を予防する食事は?
・水分が多い食事
・味付けは濃いめで
・抗酸化物質を含み食べ物を多く取る
という事になります。

※抗酸化物質を多く含む食べ物は
トマト、スイカ、ほうれん草、パプリカ、
にんじん、ブロッコリー、いちご、キウイ、
柿、いわし、鮭、アーモンドなどが上げられる。

●抗酸化作用がある物質
・ポリフェノール ・カルテノイド ・イソフラボン
・リコピン    ・ペクチン   ・カテキン   ・セサミン
・ビタミンA   ・ビタミンC  ・ビタミンE
・セレン(セレニウム)      ・亜鉛

●この時期の食べ物
・にんにく 5月・6月・7月・8月
・しょうが 6月・7月・8月
・トマト  6月・7月・8月
・にんじん 10月・11月・12月
・りんご  10月・11月・12月
・みかん  11月・12月・1月